最近、話題の「恋愛工学」。
「恋愛工学」というのは、平たく言ったら、恋愛を科学的に分析したものです。
工学といっても、数学の知識は必要ないから安心してほしいと思います。
どちらかというと、経験則を元にして恋愛に関する法則を体系的にまとめたものと考えれば分かりやすいでしょう。
ここでは、恋愛工学の知識を応用して、マッチングアプリで恋愛を成功させるための秘訣を探っていくことにしますよ。
恋愛工学とは
「恋愛工学」とは、専門家のゴッホさんによると以下のように定義されているようです。
「恋愛工学」とは、進化生物学や心理学の研究成果・金融工学のフレームワークを使って、恋愛を科学の域まで高めたもの。
分かったような分からないような定義ですが、少なくとも「金融工学」の参考書を買いに行く必要はありませんよ。
あけすけに言ってしまえば、ナンパのテクニックであって、ナンパしなさいということになります。
モテる人は無意識に使っているテクニックで「え?そんなの常識じゃん?」という感想を持ち、モテない人には「それができないからモテなかったのか!」という発見をすることになります。
20代前半の男性はモテない 20代前半の女性はモテる
恋愛工学の考えを理解する前に、恋愛市場の原則を振り返っておきましょう。
20代前半で比較すると、20代前半の男性はモテない。
一方で20代前半の女性はモテる。
女性のモテ期は24歳から26歳程度。
そのため、20代前半の女性は恋愛経験が豊富なのに対し、20代前半の男性は恋愛経験が乏しい。
それはだいたい想像ができるとおり、20代前半女性はたくさんの男性からアプローチされて恋愛経験を重ねていきます。
20代男性は女性からアプローチされる機会が少なく、意識的に男性の側からアプローチしていかなければいけません。
男性の側が恋愛経験を積み重ねていかないと、経験豊富な20代女性に見向きもされないことになります。
振られることをいとわずに女性にアプローチしていくことが大事となります。
恋愛工学では恋愛経験を積むために、「ナンパをしなさい」と結論します。
30代になると男性と女性の立場が逆転する
これが30代になると男性と女性の立場が逆転し、30代男性のほうがモテるようになる。
具体的には男性のモテ期は32歳ごろ。
なぜ男女の立場が逆転するかといえば、30代男性には経済力があるから。
その経済力を目当てに女性からのアプローチが増えるということであり、男性の側も経済力を武器に20代女性へのアプローチをすることになる。
その為、30代女性の価値が相対的に低下してしまうということ。
経済力のある30代男性を手に入れた20代女性は、そのまま恋愛市場から退場します。
しかし、20代と比べて若さという貴重な武器を失っていくにも関わらず、20代のころを忘れられず理想を下げられない30代女性は、男性からモテない現実に直面することになります。
つまり、30代男性は自分に自信を持って恋愛に臨んでいいが、30代女性は理想を捨てて謙虚になる必要があります。
モテる人がモテる
恋愛工学では、モテる人はモテるし、モテない人はモテないという厳しい現実が前提になっています。
モテる理由はお金であったり、若さであったりすることは上で説明したとおりです。
では、モテない人がどうやって「モテる」ようになるかと言ったら、ナンパの数をこなすことでカバーするしかありません。
ナンパの成功率を上げるために、恋愛工学はテクニックを紹介しているのです。
マッチングアプリなら数をこなすことができる
現実に街角で異性に声をかけるのはハードルが高い行為です。
しかし、マッチングアプリならいくらでも声をかけることができます。
恋愛工学では、一人に専念することを否定しています。
その人の事しか見えないと余裕がなくなってしまうからで、この状態のことを、モテない人が陥りがちの状態で「非モテコミット」といって、ちょっと異性に優しくされただけで勘違いしてその相手を好きになってしまったり、特定の一人だけに恋い焦がれて付きまとってしまうことを言いいます。
つまり、非モテコミットとは反対に、一度に複数の相手に声をかけて同時並行できるほどの余裕が大事なのです。
とにかく数をこなして、恋愛経験を積み重ねることが大事です。
具体的なテクニック
最後に、恋愛工学で主張される具体的なテクニックを紹介します。
- ミラーリング:相手と同じ動きをする
- ダブルバインド:女性への提案を二択で
- イエスセット:否定できない質問をする
- セックストリガー:セックスをした相手を好きになる
- など
恋愛工学のテクニックは、基本的には営業のテクニックと共通しています。
目指すのは、いかにして相手をこちらのペースに巻き込んで、こちらの要求を通すかということ。
デートに誘うときなどは、ダブルバインドのテクニックが利用できるでしょう。
つまり、「今度デートしませんか?」ではなく、「~か、~に行きませんか?」という選択肢を提案するのですね。
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