世の中には数え切れないほどのカップルがいますが、すべての組み合わせが長続きするとは限りません。仮に結婚をカップルのゴールだと考えた場合、そこまで到達することなく別れる組み合わせはとても多いでしょう。
また、恋人関係がなかなか長続きしない場合、お互いになんらかの問題を抱えている可能性があります。
「恋人は見つかるけど、いつも長続きしない…」と感じている人は、一度冷静に自分を見つめ直し、どうすれば長続きするかを考えるべきでしょう。
今回は長続きしているカップルの秘訣についてご紹介いたしますので、恋人と長く付き合いたい人は参考にしてください。
特に、結婚も視野に入れているならなおさら意識しましょう。
お互いを尊重する
カップルの基本中の基本と言えるのが『お互いを尊重すること』となっています。
人間はそれぞれで考え方が違うのは当たり前ですし、男女では基本的な意識の差があって当然です。
しかし、そこで理解を放棄すると長続きしません。
このため、カップルとなった以上は相手を理解するように努めてください。
例えば趣味が違っていれば「それってどんなことをするの?」と聞いてみたり、価値観に違いがあればじっくり話し合って歩み寄ったりしましょう。
自分の考えを押し付けがちだったり、すぐに否定から入ったりする人は、今一度『相手を尊重することの必要性』をしっかりと考えてください。
記念日やイベントを大切にする
恋人がいるのなら、それなりに記念日やイベントなどもあるかと思います。たとえばお付き合いを開始した日や初めてデートに行った日については立派な記念日ですし、近くでお祭りなどのイベントがあればデートの口実にもなるでしょう。
なお、こうした記念日やイベントについてですが、男性は女性に比べると軽視しがちな傾向があります。なので「そんなことが記念日になるの?」と驚く男性も多いでしょうが、きちんとカレンダーなどに記入しておき、当日はお祝いするように努力しましょう。
もちろん女性も過剰に記念日を押し付けるのは良くないので、仕事などのやむを得ない事情があれば「別の日に遊びに行こうね!」と柔軟に対応してあげると好ましいです。そう考えると、これも先ほども触れた『お互いの尊重』に通じるものがあります。
一緒に楽しめる趣味を作る
いくら恋人と言っても、趣味や嗜好までが完全に一致していることはほぼありません。
そして無理に趣味を押し付けることもできませんが、長く一緒にいるなら『お互いが楽しめる趣味』を一つくらいは作っておくべきでしょう。
一緒に楽しめる趣味があれば、同じ時間を過ごす中で充実感が生まれます。
しかし一緒にいるのに別々のことをしていると「なんで一緒にいるんだろう…」という疑問がわいてくるため、早い段階で「これなら一緒に楽しめそう!」と感じる趣味を見つけましょう。
おすすめとしては『旅行』があります。
知らない場所へ一緒に行くと新鮮な空気の中で過ごせるため、会話内容にも困らずより親密になれるでしょう。
デートの内容は常に工夫を意識する
恋人がいるのなら、デートをするのは当然のことです。
そして最初の頃は一緒にいるというだけでも楽しくなるでしょうが、毎回同じようなデートに終始しているとそのうち飽きてしまうこともあり得るでしょう。
恋人が別れてしまう原因として『マンネリ』はよくありますから、デートの内容は常に工夫を意識してください。
たとえばカフェに誘う場合も「ちょっと離れた面白いカフェに行こう!」なんて工夫すれば、とても新鮮に感じられます。
ほかにも普段は見ないようなジャンルの映画を見たり、イベントが開催されていればその会場に向かったり、工夫の仕方はいくらでもあるでしょう。
過干渉を避ける
恋人がいるのなら、その行動が気になるのは無理もありません。とくに会えない時間が続くと「今はなにをしているのかな…」と心配になりますし、それが行き過ぎると過干渉に発展することもあり得るでしょう。
「恋人なんだから干渉するのは当たり前」…というのは、あまり好ましい考え方ではありません。いくらカップルであってもお互いに自由な時間は必要ですし、友達付き合いだって欠かせません。だからこそ程よい距離感をきっちりと探り、プライベートを大切にしましょう。
幸いなことに今はメールなどですぐにやり取りできますので、夜などの時間に余裕のあるタイミングで連絡し合うようにしておけば、カップルにありがちな不安も解消しやすいです。
伝えるべきことはきちんと伝える
過干渉は避けるべきと書きましたが、これは『言いたいことを我慢する』という意味ではありません。たとえば「伝えたいことがあるんだけど、嫌われたくない…」なんて我慢し続けるのは、好ましい状況ではありません。
だからこそ、不満などはきちんと伝え、その都度どうすべきかを一緒に考えていきましょう。カップルとして過ごすならば必ず不満も出てくるでしょうし、そのすべてを受け入れるのは不可能です。そして歩み寄りが大事だとお伝えしたように、そのためには言いたいことをすぐに言い合えるような関係になるべきでしょう。
とくに女性は「察して欲しい」と考えがちですが、男性は「言いたいことがあるならはっきり言って欲しい」と思っているので、伝えるべきことは早めに伝えてください。
ただし、本音を伝えると言ってもデリカシーは必要です。
相手を全否定するような言葉を使っていればケンカになってしまうため、『どうすれば相手を傷つけずに本音を伝えられるか』を考えましょう。
ケンカしたら謝る
どれだけ仲のいいカップルや夫婦であっても、ケンカすることは必ずあります。なので大切なのはケンカを避け続けることではなく、『ケンカしたら謝って仲直りすること』だと思っていいでしょう。よく「ケンカするほど仲がいい」とは言いますが、それは仲直り前提での話です。
ケンカするとついお互いが意地を張りますが、そのまま謝らないと泥沼化して別れ話に発展するかもしれません。そして勢いに任せて別れると後悔することも多いので、冷静になったらきちんと謝りましょう。
ここで注意したいのは『納得していないけどケンカを収めるためだけに謝る』というものです。なぜケンカになったのか、なにが悪かったのかを明確にし、お互いが素直に謝れるような場を設けましょう。
まとめ:長続きすれば結婚も夢じゃない
長く付き合える恋人とは、そのうち結婚も視野に入れられます。
結婚前に過ごした時間が長いほど結婚後も安定した生活ができますので、「いつかは結婚したい…」と考えている人は、恋人と長く付き合えるように努力しましょう。
長く付き合うにはやっぱりお互いの価値観などが共通しているのが好ましいため、マッチングアプリなどの『付き合う前にじっくりと会話できるサービス』を利用して相手を探すのがおすすめです。
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