日本国内で有名なマッチングアプリは、大抵が国内のみでの展開となっています。SNSではグローバルに展開しているサービスが非常に人気ですが、マッチングアプリに関してはむしろ国内のみのサービスが高評価であり、『日本人は日本国内の異性との出会いを求めている』というのが鮮明になっています。
ただし、『海外発祥で日本でもサービスを提供しているマッチングアプリ』も存在しています。『Tinder』はそうしたアプリの中では知名度が高く、宣伝も活発なことから「ちょっと聞いたことがあるかも」と思う人もいます。
海外だけでなく国内でも人気を高めているTinderですが、その体験とそこから分かる評価についてご説明いたします。Tinderが気になっている人は、ぜひ目を通してみてください。
男女ともに無料でメッセージが送れる
Tinderの最大のメリットとも言えるポイントが『男女ともに無料でメッセージが送れる』というものです。大抵のマッチングアプリは女性のみ無料となっており、男性は課金しないとメッセージが送れない場合がほとんどです。
それに対し、Tinderなら男性も無料会員のままメッセージが送れます。これは従来のマッチングアプリを使ったことがある男性には大きな魅力であり、『男性であっても無料で出会える』という夢のような話を実現しています。
もちろん有料会員向けのサービスも提供しているのですが、Tinderでは男女ともに無料会員が圧倒的に多く、無料のままでも出会いやすいことが伝わってくると思います。
同性とも仲良くできる
普通のマッチングアプリは『異性のみしか表示されない』となっています。実際にマッチングアプリを使う人の多くは恋活や婚活を目的としていますので、この点を問題だと指摘する意見は非常に少なく、そもそも気にもしていない人がほとんどです。
ですがTinderはグローバルに展開しているサービスだけあり、同性ともマッチングが可能になっています。これは同性恋愛ができるというだけでなく、同じ趣味を持つ友人や飲み友達なども探せるため、「恋人じゃなくて友達を増やしたい!」と用途でも使えます。
一見すると使い道がなさそうな同性とのマッチングですが、視点を変えることでその有用性が見えてくるかもしれません。
若い世代が多め
Tinderはデザインや操作性が非常にカジュアルであることから、男女ともに20代がかなり多くなっています。このため20代と出会いたい人にとっては非常に使いやすく、お互いが若ければすぐに会う約束が取り付けられるかもしれません。
そうなると30代以降には厳しそうに見えますが、『30代以降で若い人と出会いたいユーザー』もいます。たしかに同年代のほうがマッチング率は上がるものの、年齢差があってもOKという人もいますから、諦めずに使ってみる価値があります。
逆に30代以降の相手と出会いたい場合は効率がイマイチなので、マッチングアプリの主な利用層については事前に調べておくのがおすすめです。
真剣度が低め
若い世代が多いマッチングアプリではカジュアルに出会いを探す人が多数派であるため、Tinderでも真剣度の高いユーザーは少なめです。これはどういうことかと言うと『真剣なお付き合いを希望する人が少ない』という意味でもあります。
そうなると婚活にも向いていないことが明らかであり、「なるべく早めに結婚相手を探したい」場合にも不向きです。そもそも婚活向きのマッチングアプリを探しているなら、Tinderが優先的に表示される機会も少ないです。
真剣度の低さはマイナス要素ではあるものの、先ほども触れたように気軽に使えるというプラス要素にもなるため、結局は使う人の目的次第とも言えます。
男女比のバランスが悪い
人気マッチングアプリの多くが女性のみ無料にしているのは、『男女比のバランスを取るため』という意図があります。女性が気軽に参加できるサービスにすることで、男性に偏りがちなマッチングアプリの環境を改善する…そう考えると、男性のみ有料というのも悪い話ではありません。
しかしTinderでは男性も無料であることから、男女比のバランスが悪くなっています。具体的には8:2ほどの割合で男性が多くなっており、異性との出会いを探している男性にとってはなかなか思うようにいかないかもしれません。
女性が少ないということは男性ユーザーの競争が激しいとも言えますので、魅力的なプロフィールを作成しないと埋もれてしまう可能性があります。
グローバルなマッチングアプリを使ってみたいならあり?
Tinderはグローバルに展開しているマッチングアプリですから、外国人との出会いも期待しやすくなっています。国内での出会いに特化して考えるとほかの人気マッチングアプリに劣っているかもしれませんが、あえて国外での出会いを求める場合は有力候補になるかもしれません。
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